g:mt ミュージシャンやカメラマンを目指すイギリスの若者の青春と挫折、そして友情の映画

G:MT Greenwich Mean Time

世界標準時を刻むロンドン郊外の街グリニッジを舞台に、4人の若者たちが挫折を味わいながらも成長していく姿を描いた青春ドラマ。高校を卒業したばかりのサム、チャーリー、リックス、ビーンの仲良し4人組は、将来への希望に満ちあふれていた。4年後、チャーリーはカメラマン、残る3人はミュージシャンとして成功をつかみかけていた。ところが、チャーリーが交通事故で下半身麻痺になってしまったことから4人の運命が狂いはじめる。

映画.com公式サイトより

監督 ジョン・ストリックランド
主な俳優陣 スティーヴ・ジョン・シェパード/アレック・ニューマン/ベンジャミン・ウォーターズ/キウェテル・イジョフォー/アンジェラ・ローレン・スミス
製作年 1999年
オススメ度
イギリス
公式サイト

G:MT Greenwich Mean Timeの感想

若者の青春ムービー。

希望、挫折、友情、葛藤、そしてちょっとした事で人生が狂ってしまう怖さなど、とてもバランス良く織り交ぜられていて良い映画で観る価値あり!

特に、ミュージシャン希望の人ならシンパシー感じるかも?

映画ではミュージシャン志望の若者の「音楽愛」を軸に、色々な揺れ動く思いが描かれているから。

ただ。。。とにかく切ない。

「GMT」とはグリニッジ世界標準時(Greenwich Mean Time)のこと。

ロンドン郊外のグリニッジ。

高校で仲の良いサム、リックス、ビーン、チャーリーの4人組は夢を語り、自分達の未来が明るいと信じていた。

時が経ち、チャーリーはカメラマン、リックスとビーンはミュージシャンとしてなんとかやっていけそうなところまで来ていた。

けれど、突然の悲劇がチャーリーの身に降り掛かってきた。 チャーリーはバイク事故で半身不随となってしまう。

でもこれは彼等を襲う様々な困難の幕開けでしかなかった。。。

UKの今を感じる、、、等身大の若者像。 夢と現実の狭間で悩み、葛藤する彼等の姿にUKクラブサウンドが絡み、私にはそのサウンドは何とも切ない響きに感じた。

この映画はたまたまケーブルTVを着けたら放送していた。

とにかく、ラストはただただ切なかった。。。 「彼」はあまりにもピュアだった。。。と私は思わざるを得ない。

こうも歯車が少し狂うだけで、ガタガタと崩れ落ちるものかと。

冒頭に高校卒業を迎えてチャーリーが希望に満ちて言うセリフがある。

現実の社会が始まる。

僕らはそれぞれの道を歩き、目的を見い出し、自己実現するんだ。

その時 初めて僕らは本当に満たされる。

どうする仲間たち、前進するのか?

そして、皆で。。。

待ってろよ!!

と、未来に向かって明るく叫んでいるシーンがある。

だからこそ切ない。

なかなかの佳作だと思う。

残念なところ

特にないかな。。。

その他

  • 「リック」役のキウェテル・イジョフォーは、この映画ではファンキーな役だったけれど、徐々に貫録がつき、今はシェークスピア関連の舞台に立ち続け、ローレンス・オリヴィエ賞や、2008年には大英帝国勲章を授与されている。

関連記事

映画・ナイト・ビジター/セイラムの完全犯罪は成し遂げられる?